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「フォトスタジオと聞いて浮かぶ言葉」——それは人生の縮図

「フォトスタジオと聞いて浮かぶ言葉」——それは人生の縮図

試しに書き出してみたら、まぁ出るわ出るわ、まるでタイムカプセルを開けたみたいに、思い出がワーッとあふれ出してきました。

「宝物」「未来」「家族の絆」 ——うん、これはもう王道。写真は記録であり、記憶であり、魂の置き場所でもありますね。

でも、写真ってもっと実用的でもあります。
「確認」 ——これ、意外と大事。
「この時、本当に私こんな顔してたっけ?」
「いやいや、髪型こんなんだったっけ?」
「てか、私、今より痩せてたんじゃない??」

そして、写真は人生のハイライトだけを切り取るものかと思いきや、
「日常」「何世代」「受け継ぐ」 ——ほら、地味に生活に根を張っていますよね。
古いアルバムをめくると、知らない曾祖母が微笑んでいたりして。
「私のこの鼻、曾祖母譲りだったのか……」と妙に納得したり。

それから、その場では何とも思わなかった一枚が、数年後に涙を誘うことがあったり。


「見返す」「宿る」「力」 ——その写真、撮ったときより、あとでじわじわ効いてきたりします。


それを生業にするフォトスタジオって、未来の自分への贈り物を作る職人でもあるのですね。

……なんてことを考えながら、今日もシャッターを切って、また誰かの「人生の1枚」が生まれる瞬間に立ち会えるのですね。

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