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答えは後で見えるもの」

答えは後で見えるもの」

「迷走するボクたちフォトスタジオ経営からの脱出」 シリーズ023

みなさま2024年新年明けましておめでとうございます。

本年も末永ーくよろしくお願い致します。 ^ ^

あなたは旅行をする時に、しっかり下調べをしていきますか?

それとも、大まかな日程だけ決めて、あとは行き当たりばったりで楽しむタイプでしょうか?

どちらも一長一短ありますよね。

しっかり下調べをしていけば、旅行中の時間を無駄なく使え、行きたい観光地に行きそびれることもないでしょう。

ただし、誰かがすでに通った道なので、ガイドブックに載っているものをそのままなぞるような旅となるかもしれません。

いわゆる観光名所を回ることになるので混んでいるし、ツーリストプライスのご飯を食べることになるでしょう。

一方、行き当たりばったりの旅となると、迷うこともあるだろうし、日程がずれ込むこともあるでしょう。

しかし、迷った時に助けてくれた現地人との交流や、ガイドブックに載っていない秘境の絶景に出会えるかもしれません。

そろそろ何の話?となりそうなので、話を戻していきますね。

フォトスタジオファンズは「これが答えだ、これがファンズだ」というものを明確に提示しません。

なぜか?

答えは「分からない」から。

率直にいうと、「分からない=正解」だと思っているのです。

「答えが分かっている道」はすでに誰かが歩いた道だから、ファンズというジャンルを生み出すには、私たちにはそれをあえて選ばない覚悟が必要なのです。

では日々の問題や挑戦をどうやって決めていけば良いのでしょう。

私たちファンズでも大まかな方向性は決まっていますよね。

・男性的でなく女性的なカメラマンの可能性

・温泉につかった後のような体験

・家族に気づく

このようなファンズならではの方向に進むにはどうしたらいいのか、をその都度考えて試していくのです。

試してみていいものはさらに磨き上がる、良くないものはなくしていく試行錯誤なしに価値のあるものを生み出すことはできません。

たとえば、「手紙」体験のようなものをたくさん生み出していく試行錯誤を数年単位で積み重ねていく。

その先で振り返ってみると、積み上げてきたものの集大成を見てはじめて「ファンズらしいってこういうことだね」と思えるのではないでしょうか。

先ほどあげたようなファンズの方向性を追い求めていった結果、どういう景色が待っているのかは、現段階では分かっていません。

わたしたちにしか登れない山を登ればライバルもいません。

もちろん舗装されていない獣道を進むことになりますから、失敗もあるかもしれません。

でも。

旅先で見た観光名所よりもハプニングの方が鮮烈に心に残るように、その失敗を乗り越えていくことは、きっと私たちを強くしてくれるはずです。

結局、私たちに今必要なのは「答え」ではなく、こっちに進むぞ!という覚悟、これだけではないのでしょうか。

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