フォトスタジオさん向けの新しい製品づくり、といってもまったくゼロからの発想ではなく、これまでの商品の「深掘り」から始まります。
発想の原点は、特別なひらめきではなく、自分が積み重ねてきた経験や体験の中にあるのではないか、そしてそれが少しずつ形を帯びて、やがて“新しい何か”として生まれてくるのです。
エコーズでは、ミニシリーズの箱を包んでいたトレーシングペーパーを、シールに切り替えようと試みています。
今までミニシリーズを使ってくださっていたスタジオさんに、どんな風にこの変更を伝えたらいいのか、どうすれば自然に、気持ちよく受け取ってもらえるのか、たくさん悩んで出した、ひとつの答えがこの形です。
新しいことを始めるときには、うまくいくこともあれば、思い通りにならないこともあります。
でも、試してみなければ、何も変わりません。
試行錯誤こそが、私たちのものづくりの原動力、その小さな積み重ねが未来の資産になっていくのだと思っています。