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「写真スタジオの鉢をわる」

「写真スタジオの鉢をわる」

「迷走するフォトスタジオ経営からの脱出」 シリーズ011

writer < photostudio fhans yoshimi >

大きく伸びやかに育っているスタジオ内の観葉植物を見て、あるスタッフが店長に「どうやったらこんなに大きく育つんですか?」と尋ねたそう。

店長は「やっぱり土だね。葉っぱや枝を手入れするのもいいけれど、良い土だとそれだけでよく育つんだよ」と答えたそうです。

あれ、この話…?

フォトスタジオfhansが「家族」という人生の土壌を肥やそうとしているのと、同じだと思いませんか?

栄養たっぷりの土(家族)があれば、大きく育つ(人生が豊かになる)

人生が豊かになる、の想像が難しければ、子供で考えるとわかりやすいかもしれません。

葉っぱや枝を手入れする(塾や習い事してみる)よりも栄養たっぷりの肥えた土(家族)があれば、大きく育つ(困難があったとしても立ち向かえる強さをもてそう、じゃないですか!?)

今度は写真スタジオで考えてみましょう。

「写真スタジオ」という鉢があると想像してください。

(ここでいう写真スタジオ=どんな写真がとれて、どんな背景でどんな衣装をきれるのか?というビジュアル重視のスタジオとします)

この鉢の中に、ギュウギュウに「写真スタジオ」という芽を植えていくと…さて、この芽は大きく育つでしょうか?

たくさんの芽がみんな同じ場所から栄養をとろうとすると、芽同士で栄養分の取り合いとなり、勝つものもいれば負けるものも出てくるでしょう。

もしかすると写真スタジオの鉢に入った土の栄養はすでに吸い取られてしまった後かもしれません。

誰でもスマホ1つでそこそこ綺麗な写真を撮れるようになった今、そろそろビジュアル重視の写真スタジオという鉢をわるタイミングがやってきたのかもしれません?

鉢に植えた木は、鉢を大きくすれば大きく育つそうです。

おそらく一番栄養が取れるのは地面に植えた時でしょう。

思い切ってビジュアル重視だった鉢をわり、新たなフィールド(家族に気づく体験、それを思い出す写真)に根をはれば、、、

数年後にはfhansという大きな大きな木が育つかもしれませんね!

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